よくある予防接種のQ&A

• 同時接種って何をするの？
• 予防接種に適切な年齢や間隔はありますか？
• 予約はどうとったらいいですか？

同時接種って何をするの？

2種類以上のワクチンを、1度の通院で接種します。1本の注射器で数種類のワクチンを接種する混合ワクチンとは異なり、それぞれの注射器を使って皮膚の間隔を開けて接種します。1度に数回の注射は「かわいそう」と思うかもしれませんが、早期に確実な免疫をつくるため、また通院の負担を減らし接種忘れを防ぐためにも大変有効です。世界中で推奨されている方法で、安全性も確認されています。

同時接種のメリット

• 通院回数を減らせる
• スケジュール管理がしやすい
• 必要な免疫を早く得られる
• 1回の通院で接種率があがる

予防接種に適切な年齢や間隔はありますか？

生後2カ月になったら、予防接種をスタートしましょう。月齢に合った予防接種の種類や接種の間隔は、大田区で指定されているものに従ってください。予防接種のスケジュールなど、ご心配なことがあれば当院でもご相談を受け付けています。

定期予防接種の期間・間隔

★生後90月（7歳6月）に至るまでの間に受ける予防接種

2023年度版

種類	定期予防接種の対象者	標準的な接種期間	回数	間隔
Hib	生後2月～生後60月（5歳）に至るまで ※接種開始年齢によって接種回数が異なります	【初回】（接種開始月齢） 生後2月～生後7月に至るまで	3回	27日以上
		【追加】 初回3回終了後7月～13月	1回	初回接種終了後 7月以上
小児肺炎球菌		【初回】（接種開始月齢） 生後2月～生後7月に至るまで	3回	27日以上
		【追加】 生後12月～生後15月	1回	初回接種終了後、60日以上かつ1歳以上
B型肝炎	生後１歳に至るまで	生後2月～生後9月に至るまで	3回	1回目接種後27日以上あけて2回目、 1回目接種後139日以上あけて3回目
DPT-IPV （四種混合） ジフテリア 百日せき 破傷風 不活化ポリオ	生後2月～生後90月（7歳6月）に至るまで	【初回】 生後2月～生後12月に至るまで	3回	20日以上
		【追加】 初回3回終了後12月～18月に至るまでの期間	1回	初回3回終了後6月以上
MR 麻しん 風しん 二種混合	【第1期】 生後12月～生後24月に至るまで		1回
	【第2期】 5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間 （いわゆる年長児の4月1日～翌年3月31日）		1回
水痘	生後12月～生後36月（3歳）に至るまで	【1回目】 生後12月～15月に至るまで	1回
		【2回目】 1回目終了後から6～12月経過後	1回	1回目終了後3月以上
日本脳炎	【第1期】 生後6月～生後90月（7歳6月）に至るまで	【初回】 3歳～4歳に至るまで	2回	6日以上
		【追加】 4歳～5歳に至るまで	1回	初回2回終了後6月以上
	【第2期】 9歳以上13歳未満	9歳～10歳に至るまで	1回	初回2回終了後6月以上
BCG 結核	生後1歳に至るまで	生後5月～生後8月に至るまで	1回
ロタウイルス	（1価） 生後6週～24週	生後2月～出生14週6日までに初回接種	2回	27日以上
	（5価） 生後6週～32週		3回	27日以上

※対象年齢（月齢）の考え方
　生後2月：生後2月後の誕生日の前日
　生後〇月に至るまで：生後〇月後の誕生日の前日
　生後〇月に至った日の翌日：生後〇月後の誕生日

大田区ホームページ「定期予防接種の接種時期一覧表」より抜粋

※予防接種ごとの接種年齢を確認のうえお受けください。
　定期予防接種の対象者は下記予診票で無料接種できますが、この期間を過ぎた場合は使用できません。

※大田区外に転出した場合は、使用できなくなります。転出先の市区町村にお問い合わせください。

予約はどうとったらいいですか？

WEB予約から承っております

WEBから予約する

予防接種にお持ちいただくもの

• 母子手帳
• 予診票
• 保険証

なお、乳幼児以外（小学生〜成人）の予防接種のご予約は乳幼児の時間帯とは異なりますのでお電話でご予約ください。

また、おたふくかぜワクチンは任意接種となります。
予診票をダウンロードしてお持ちください。

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